羽黒山周辺の寄り道スポット 「テロワール」が実感できるワイナリー|JR東日本

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羽黒山周辺の
寄り道スポット
「テロワール」が実感できる
ワイナリー

設立から8年しかたっていないにもかかわらず、世界的なワインコンテストで最高賞を獲得したワイナリーが鶴岡市羽黒地域にある。土地の個性が際立つ味わいは、ぜひこの場所で堪能してみたい。

松ヶ岡開墾記念館にほど近い丘の上に立つ建物が「ピノ・コッリーナ ファームガーデン&ワイナリー松ヶ岡」。ここでつくられたワイン「鶴岡甲州2023」は2025年、世界最高クラスの権威があるワインコンペ「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で最高賞に当たる金賞を獲得した。味はもちろん歴史、文化、ロケーション、コミュニケーションなど様々な個性が合わさったワインづくりが国内外から評価されている。レストランではランチやディナーが楽しめる。

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ワイナリーの周辺にはブドウ畑が広がる。6ヘクタールの敷地に約1万本の木が植えられ、きれいに整えられている。「ここは、昼は海からの風、夜は山からの風が吹きます。風の流れや日照を考慮して木を植えています」と、ジェネラルマネージャーの川島旭さんが説明してくれた。ブドウが育った場所の気候風土や地質がワインの味を左右するという「テロワール」という考え方があるが、それをまさに実践するようなブドウ栽培が行われている。

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建物の地下ではきちんとした温度管理の下、樽や瓶の中でワインの熟成が行われている。原料のブドウは自社畑産と、約270年前からブドウ栽培が行われていた市内の西荒屋産のものを使用。果汁やワインの移動にポンプを使わず、より繊細な味わいを実現できる「グラビティ・フロー・システム」を採用するなど、細心の注意を払ったワインづくりを心掛けている。IWC金賞獲得はこうした積み重ねの賜物といえる。

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窓の外に広がるブドウ畑を眺めながら、地元産食材を使った料理を味わうことができる。テラス席では良いブドウを育む「風」を感じながらの食事が楽しめる。料理は一つ一つが丁寧につくられ、食べるのがもったいないほど見た目が美しい。もちろんワインとの相性もばっちりだ。車で訪れた人に配慮し、ノンアルコールドリンクのラインアップも充実。この場所の風土がつくった自家製生ハム「ハモン マツガオカ」はぜひ味わってみたい。

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ショップでは自慢のワインのほか、ワインを用いたスイーツや調味料、原材料や調味料にこだわったウインナーやピクルス、輸入雑貨などを販売。豊富な品ぞろえは見ているだけで楽しい。「ワインを味わいながら訪れた際の記憶を思い起こしていただければ、そこで私たちのワインは完成するのだと思います」と川島さんは語っていた。

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日本産のブドウを日本で醸造した「日本ワイン」に対する注目が高まっている。鶴岡でしか表現できない味が、ピノ・コッリーナのワインには詰まっている。鶴岡の食材と一緒にぜひ味わっていただきたい。

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